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マウリッツハイス美術展とベルリン国立美術展

今回は絵日記というか、絵を見に行った日記でございます。

金曜・土曜と東京へ行って、美術館に行ってまいりました。
お目当てはフェルメール。現在、東京都美術館と国立西洋美術館に
フェルメールの絵が来ているんです。
で、有休使ってどちらも見に行ってきたわけです。

まず金曜日、朝6時20分発のひかりに乗って東京へ。
東京都美術館で開催中の「マウリッツハイス美術館展」へ向かいました。
こちらには、フェルメールと言えばコレ!と言うべき、
『真珠の耳飾りの少女』が来ておりまして、着いた時には9時前にも関わらず既に人が。
美術館側のご配慮で、早めに開けていただけました。

入ってすぐ、真珠の耳飾りの少女まで向かいます。

私はフェルメールの室内光の描き方、部屋のものを柔らかく照らす光の描き方が好きでして、
正直なところ真珠の耳飾りの少女は対して好きではありませんでした。
背景は黒一色だし、だいたい少女が眉無しで怖ぇ、とか思ってたんです。

いやもうね。本物見たら、素晴らしかったです。

少女の前には既に行列が出来ていまして、人の肩越しに、少女が目に入ったんです。

まるで、彼女だけが、私に気付いて、振り向いてくれたようでした。

少女の目線に射抜かれて動けない人がいるとかいないとか、と
話に聞いたことがありますが、確かにそうだと思いました。
目が合うんです。しっかりと。目が合った瞬間、
ああ、これが射抜かれるってことかと思いました。
いや、行列は進むんで、動きはしましたよ。

近くで見ると、これまた美しい。
生で見る彼女は、眉無しで怖いと思った画集の写真よりずっと美人でした。
輪郭も整っていて、瞳は輝いていて、唇の紅は瑞々しい。

何か、アイドルは生で見る方がめっちゃ可愛い!っていう人たちの気持ちがよく分かりましたよ。
何のフィルターも通していない彼女が一番美しい。どの角度から見ても美しい。
だから、拡大したり、一方向から写真に撮ったりしてはいけないんだと思いました。
一方向からでは、彼女の美しさを収めきれないに違いない。


DSC_0344.jpg



東京都美術館には、他にもフェルメールの作品である『ディアナとニンフたち』や、
レンブラントの最期の自画像も来ております。
レンブラントの自画像は流石。悟りきった目線に、やっぱり射抜かれちゃいました。


DSC_0345.jpg



あと、私が地味に好きな画家、ヤン・ステーンさん。今回もありました。
皮肉たっぷり教訓たっぷり。


DSC_0343.jpg


タイトルは『親に倣って子も歌う』だそうです。強烈ですね!




次の日は国立西洋美術館の「ベルリン国立美術館展」に行きました。
こちらは副題として学べるヨーロッパ美術の400年と付いていて、作品は多種多様。
それこそ、ミケランジェロの素描作品だとかも展示されていました。

こちらに来ているフェルメールは、
『真珠の首飾りの少女』です。
ちょっと紛らわしいですが、でもこういうタイトルだから仕方ない。

こちらはこちらで、私の好きな室内に差し込む優しい光が
画面いっぱいに描かれていて良かったですね。


DSC_0347.jpg


ベルリン国立美術館の方は、彫像も多く来ていて新鮮でした。
普段は絵画しか見ないので。
教会の祭壇の飾りだったと思われるものなど、宗教関連のものが多かったですね。
昔は宗教画家が一番権威があったというのも頷けます。


ちなみに、一番イケメンだと思ったのはこの方。福音書家のヨハネさん。


DSC_0348.jpg






二日間連続で美術館を見てきたわけですが、やはり展示の仕方は各々の美術館の個性が出ますね。

あくまで、私個人の感想ですが

東京都美術館の展示は見やすくて素晴らしいです。
上手く絵が配置されているので、ストレスが少ない。
鑑賞者の導線を一本にしてあるのか、横から人が入ってきたり、
よその人とぶつかったりということがほとんどないです。
真珠の耳飾りの少女の前は流石に混みましたが、
ちゃんと近くで見たい人は並んでね、とベルトパーテーションで仕切ってありましたし、
肩越しでいいからじっくり見たい人用スペースもありました。

それと比べると、国立西洋美術館は残念というかなんというか。
右の壁にも左の壁にも部屋の真ん中にも作品を置いているので、
他のお客とぶつかる、ぶつかる。
右の壁から左の壁へ作品を見ていた人と、左の壁から右の壁へと作品を見ていた人。
真ん中にある彫像を右回りで見ていた人と、左回りで見ていた人。
横入り、流れの中断・分断、接触が、
前日の都美術館で一度も無かっただけに気になりました。
作品数が多いので、仕方ないんですけれどね。
彫像は真ん中に置いて多方面から見てこそですし。
これはよその美術館でもよくあることです。

ただ、フェルメールの扱いが少し難ありというか。
フェルメールの脇に学芸員を一人置くだけで、あとは何の整備もなかったんですよね。
前の人が動かないから、学芸員より先に客の一人が声を荒げて注意する始末。
学芸員さんも動いてくださいとは言ってましたが、
客はフェルメールに夢中で学芸員の言葉なんて耳に入りませんから動きません。
正直、真珠の首飾りの少女は、充分に見ることが出来ませんでした。
イライラしているお客さんがいるのが分かってしまいましたからね。
早く動かなきゃ、みたいな気分にもなるというもの。

というか、同一スペースにレンブラントとフェルメールを置いてしまったら、
そりゃ混みますよ、っていう。
東京都美術館みたいに、フェルメールだけで一室使えとは言いませんが、
せめてもう少し広いスペースに置くべきだったと思います。
イタリアルネッサンス期の素描のコーナーが、広い部屋だからか空いていたのを考えると余計に。

ちょっと残念だったなぁ。うーむ。せめてベルトパーテーションは欲しかった。


でもまぁ、作品には罪はないし、やっぱり混むのは仕方ないので、こんなもんだと思っております。
東京へ行ったかいは充分にありました。満足満足。




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2012.07.08 | | コメント(0) | トラックバック(0) | 絵日記



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プロフィール

すずめ

Author:すずめ
私。一応社会人。愛知県のとある市に住んでいる。最近のゲームアニメ漫画にはついていけない、中途半端なオタクである。スーパーヒーロータイムの鑑賞は日曜日の義務。現在、とびだせ どうぶつの森プレイ中。

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